Philips(フィリップス)ノンフライヤーを購入してから、ノンフライヤーに向いている料理、向かない料理を試行錯誤してきました。今回は、ノンフライヤーで作ることができる料理・揚げ物について、おすすめを紹介していきたいと思います。
Philips(フィリップス)ノンフライヤーとは
ノンフライヤーは揚げ物を、大量の油を使わず熱風で調理することができる調理器具のことです。
実際に使ってわかったことや、おすすめ理由については以下のレビューにまとめていますので、ご覧ください。
ノンフライヤーで作れる料理・作りやすい料理
フライドポテト(シューストリング)
フライドポテト、これは鉄板ですね!
細めのタイプは上手に揚がります。
業務スーパーであれば、1kgのパッケージが230円~300円程度で購入できます。価格の幅はブランドや産地、ポテトの品種によるところがあります。
個人的にはアメリカ産のポテトがサクサクしていて個人的には好みでしたね。
ヨーロッパ産のものはじゃがいもが黄色っぽいものが多く、アメリカ産の白色に近いポテトに比べて甘みが強い感じがしました。
このあたりはお好みに合わせて購入されるとよいと思います!
フライドポテト(ナチュラルカット、皮つき)
シューストリングポテトよりも分厚いですがノンフライヤーの調理は可能です。
こちらも業務スーパーで購入でき、1kgのパッケージが230円~300円程度で購入できます。
このタイプはシューストリングポテトに比べてホクホク感があり、よりジャガイモの味を味わえるので、少々お高めのものを選んだほうが満足感は高いかなと感じました。
ハッシュドポテト
ハッシュドポテトも特に工夫する必要なく、ノンフライヤーに投入してスイッチを入れるだけできれいに揚げることができました。
今回はハインツの「おはようポテト」を使ってみました。
ハッシュドポテトは結構大きめですが、ノンフライヤーと対比したサイズ感はこのような感じです。
1段で2枚、台を使って2段にすれば4枚同時に揚げることができます。1段で3枚はきついかなと思います。
鶏のから揚げ(生肉から調理)
鶏のから揚げは、生肉と冷凍のもの両方試してみました。
まずは生肉で作った鶏のから揚げ。
今回、レシピは使わず、市販のから揚げ粉を使用しています。鶏肉好みのサイズに切り分けて、袋でシャカシャカするタイプの唐揚げ粉ですね。
もも肉には肉や皮部分に含まれる油分や水分が多めなこともあり、通常の調理でカラッときれいに揚がりました。
また、余分な油はバスケットの下に落ちていたので、油で揚げるのと比較してもだいぶ油分はカットできているように思います。
ちなみにノンフライヤーで一度に作れるのは台で2段で3人前弱くらいです。
鶏のから揚げ(冷凍品)
続いて、市販の冷凍から揚げをノンフライヤーで揚げてみました。
こちらも特に問題なし。若干、衣がカリカリになっていたので、水分が飛び過ぎかなとも思いましたが、食感としては悪くない感じでした。
チキンカツレツ
続いては、鶏むね肉を使用したチキンカツレツ。
鶏むね肉をクレイジーソルト等のハーブ塩で味付けし、表面にパン粉と粉チーズの衣をまぶしたものです。
通常の調理でもOKなのですが、油分の少ない鶏むね肉を使っていることと、パン粉が衣として表面にまぶされていることから、ちょっとした工夫をしました。
その工夫とは、パン粉の上からオリーブ油をマリネすること。
これで、パン粉焼きのようになるのを防ぎつつ、チキンカツレツ本体も適度な油分でしっとりとした食感になりました。
チキンナゲット
お次はチキンナゲット。
チキン続きですがご容赦ください…!
日本ハムから発売されている市販のチキンナゲットを試してみました。
ノンフライヤーでの出来上がりは、フライパンで熱したり、電子レンジで温める方法に比べて、油で揚げたようなしっかりとしたサクサク感が感じられます。
今振り返ってみると、「一度揚げられている系は基本的に失敗しないんだな」と確信するに至ったメニューかも。
アメリカンドッグ
ノンフライヤーでも調理可能なミニサイズのアメリカンドッグです。
業務スーパーで通常よりも小さめのサイズが売っていたので思わず購入してしまいました。
チキンナゲットで確信したとおり、すでに調理済みのこちらも失敗はなし。外はサクサク中はフワフワの食感で非常に満足度が高かったです。
ホームパーティでの評判もよく、とくに子供がいるときはすぐになくなってしまいます。
今では、業務スーパーで入荷されるたびにリピートしているメニューの一つですね。
チャーシュー
ノンフライヤーで調理できるのはフライなどの揚げ物だけではありません。
なんとチャーシューも作れます!
今回は豚バラ肉のブロックを使用。タコ糸でくくり、ジップロックの袋に調味料と一緒に入れて味付けをして、ノンフライヤーで焼き上げました。
断面を見るとちゃんとチャーシューぽくなってますね!
カットしたチャーシューはそのまま食べる以外にも冷凍しておいて、ラーメンに入れたり、レンジで温めておつまみにしたり。切れ端も刻んで冷凍保存し、チャーハンや炒め物に利用しました。
白身魚フライ
こちらも業務スーパーで購入できるフライ系シリーズ。10個入りで400円弱と非常にリーズナブルですね。
パン粉系のフライなので、チキンカツレツと同様にサラダ油などでマリネしてあげると揚げ物のように全体がキツネ色になってきます。
こうした業務スーパーで購入可能なフライ系の中では安くて美味しいのでおすすめです。
野菜のグリル
フライの付け合せに野菜のグリルも作れます。
冷凍食品のイタリアン野菜やブロッコリーをノンフライヤーのバスケットに投入してスイッチオン!だけで大丈夫です。
肉系と違って、下拵えなしにお手軽調理が可能な上にすぐに火が通るので時短料理としても使えますね。
こちらのカゴメが販売しているイタリアン野菜の冷凍食品を使用しています。野菜のグリル以外にもスープなどの具にも使えるので常備しておくと便利ですよ。
ノンフライヤーには向かなかった料理
衣の厚いフライ
業務スーパーで購入したパン粉の衣がついたタイプのエビカツをノンフライヤーで試してみました。
残念ながら、こちらはあまり美味しくなかった…。衣が粉っぽい感じがして、食感もあまり良くありませんでした。
原因はおそらく「衣が厚い」ことと「食材の油分・水分の量」と思われます。
こちらは商品名は「エビカツ」なのですが、実際はエビの香りがするすハンペン状のすり身のフライ。ノンフライヤーで調理したものは油分・水分が衣にいきわたらなかったようです。
油で揚げるとちょうどいいのですが…。
衣にサラダ油をマリネする方法で少しは改善されるかもしれませんね。
まとめ
今回は、ノンフライヤーで作ることができる料理・揚げ物について、おすすめ等を紹介しました。
Philips(フィリップス)ノンフライヤーを購入してから、ノンフライヤーに向いている料理、向かない料理を試行錯誤してきましたが、以下のような食材は調理しやすいとわかりました。
- 生の食材の場合は、水分・油分があるもの
- すでに油で揚げられたものの(常温、チルド、冷凍食品を問わず)
また、失敗しやすいものについては以下のような食材があります。
- 厚めの衣がついているフライ系の食材
ただ、上記のような食材でも油を吹き付けたり浸したりすることでノンフライヤーでも上手に調理できることがわかりました。