日清のインスタント麺の1つが焼きそばです。今回は、袋麺の「日清焼そば」とカップ麺の「日清焼そばU.F.O.」を同様にアレンジ。豚肉キャベツをトッピングしたレシピで食べ比べしてみました。
【カップ麺】日清カップ焼きそばU.F.O.
日清カップ焼きそばU.F.O.とは?
日清焼そばU.F.O.は、日清食品が販売しているカップ麺タイプの焼きそばです。
カップヌードル等と同様にお湯を容器に注ぎ、一定時間待った後に湯切りをし、ソースをかけて完成します。
どこで買える?
購入できるのは、スーパーやコンビニ、ドラッグストア等。主にインスタント麺・カップ麺の売り場に売られています。もちろんAmazonなどのネット通販でも購入可能です。
最近はスタンダードなソース焼きそばだけでなく、様々な味付けの商品が販売されています。
【袋麺】日清焼そば
日清焼そばの袋麺とは?
日清焼そばは、U.F.O.と同じく日清食品が販売する袋麺タイプの焼きそばです。
カップ麺ではよくみかける焼きそばですが、実は袋麺でもあるんです。知らなかった方もいらっしゃるのでは?
作り方は、袋麺のラーメン、カップ焼きそばとも異なります。
湯を入れたフライパンで湯がなくなるまで煮て麺をもどした後、ソースをかけて炒めてできあがりです。少しイメージしづらいとは思いますので、後述のアレンジレシピをご覧になってみてください。
どこで買える?
購入できるのは、こちらもスーパーやコンビニ、ドラッグストア等。主に袋麺のインスタント麺の売り場にラーメン等と一緒に売られています。もちろんAmazonなどのネット通販でも購入可能です。
豚肉キャベツ入り焼きそばの作り方
インスタント麺アレンジの鉄則
インスタント袋麺・カップ麺のアレンジは鉄則があります。
それは、基本に忠実にパッケージの説明通りに作るということです。
今回の豚肉キャベツのトッピングに関して、ざくっとした言い方をしてしまえば「野菜炒めを作ってU.F.O.または日清焼そばに足す」ということになります。
以下でそれぞれの作り方を見てみましょう。
【カップ麺】日清カップ焼きそばU.F.O.版の作り方
豚肉キャベツのトッピングをした「日清カップ焼きそばU.F.O.」の作り方を画像付きで、以下のページにまとめています。
簡易版の作り方は以下の通りです。
- 豚肉キャベツの野菜炒めを作る
- 作り方に記載されている通りに日清焼そばU.F.O.をソース投入前まで調理する
- 日清焼そばU.F.O.の容器に1で作った豚肉キャベツの野菜炒めを投入する
- 容器にソースを投入して麺と具材によくからめる
- できあがり
できあがりはこのような感じになります。
【袋麺】日清焼そば版の作り方
豚肉キャベツのトッピングをした「日清焼そば」の作り方を画像付きで、以下のページにまとめています。
簡易版の作り方は以下の通りです。
- 豚肉キャベツの野菜炒めを作る
- 作り方に記載されている通りに日清焼そばを途中まで作る
- ソースで味付けする前に合わせて味付けする
- できあがり
できあがりはこのような感じになります。
【日清焼そば VS U.F.O】見た目の比較
見た目
比較のためにU.F.O.もお皿に乗せてみました。こうしてみるとトッピングが入ってお皿に乗っているだけでカップ焼きそばには見えないですね。
比較結果
並べて見た目を比較してみると、トッピングが同じなのと両方ともオーソドックスなソース味の焼きそばということもあり、見た目ではそんなに違いはありません。
U.F.O.のほうがちょっと面が太くてソースが濃いめかなという印象です。
【日清焼そば VS U.F.O】味の比較
味の比較の観点については、前提としてインスタントではない普通の焼きそばと比較してどのような違いがあるかという点を置かせていただきます。
【袋麺】日清焼そば
個人的には食べなれたいつもの味という感じですが、レビューなのでちゃんと書きます(笑)
日清焼そば袋麺を食べてみた感想はこちら。
- ソースの濃さ:普通
- 香り:香ばしい
- 麺の太さ:中太麺
- 麺の歯ごたえ:柔らかめ
ソースは、U.F.O.に比べると味も香りも主張が少ないです。もちろんソースの味が極端に薄いというわけではありません。U.F.O.が濃いのだと思います。
袋麺の場合は、フライパンで調理しているからか、ソースの焼けた香ばしい香りと鼻に通るスパイシーな香りのバランスは良いです。焼きそばの香りとしては、U.F.O.と比較して自然な香りになっています。
麺自体は中太麺で食感は柔らかめ。麺をお湯で戻すだけのU.F.O.に対して、日清焼そばの袋麺はお湯で煮ているので、その分で食感の違いが出ているのだと思います。普通の焼きそばと比べてもかなり柔らかいと思います。
麺の太さと歯ごたえに関しては好みが分かれそうですね。逆にこの食感がクセになるという意見もあると思います。
【カップ麺】日清カップ焼きそば U.F.O.
日清カップ焼きそば U.F.O.を食べてみた感想はこちら。
- ソースの濃さ:濃い目
- ソースの香り:油の香りが強め
- 麺の太さ:太麺
- 麺の歯ごたえ:固め
ソースは、袋麺に比べると味も香りもかなり濃厚。塩味が強く感じられるので、濃い味が好きな人にはやはりU.F.O.が刺さるかと思います。
ソースの香りについては、カップ焼きそば特有の香りです。カップ麺はカップの中で調理が完結してしまうので、ソースの焦げた良い香りをソースに閉じ込める必要があります。ですから、本物の焼きそばに近いかどうかで判断するならば、どうしてもフライパンで調理したものと比べてしまうと劣ります。
麺自体は太麺で食感も歯ごたえがあります。麺に関して言えば、率直に言って、U.F.O.のほうがおいしいと感じました。久しぶりに食べましたがこれには驚き。お湯で戻すだけでこんなに歯ごたえの良い麺ができあがるのは日清さんの企業努力の賜物ですね。素直に感心しました。
比較結果
個人的な主観は入りますが、比較した結果をいかにまとめます。
前述の通り、味の比較の観点については、前提としてインスタントではない普通の焼きそばと比較してどのような違いがあるかという点を置かせていただきます。
- 味付け:どちらも一長一短
- 香り:袋麺優位
- 麺:U.F.O.優位
味付けについては、どちらも一長一短。濃い味が好きな人はソースの塩味が強めのU.F.O.を選ばれると思います。薄目の味付けに感じられた袋麺は、逆に考えればカスタマイズの余地があるとも言えます。
香りは袋麺が優位です。普通の焼きそばを基準としれば、U.F.O.はカップ麺独特の香りがあり、フライパンで調理した袋麺に比べるとだいぶ差があります。前述の味付けにもある通り、袋麺は味つけにカスタマイズの余地があり、市販の焼きそばソースを少し足してみたりすると、風味をアップさせることができそうです。
麺に関しては、個人的には意外な結果でしたが、U.F.O.が優位。麺の食感は生麺とまでは言えませんが、しっかりとした歯ごたえもあります。一方で、袋麺はどうしても食感が柔らかくなってしまいました。
【日清焼そば VS U.F.O】価格の比較
【袋麺】日清焼そば
東京近郊のスーパーでの2020年4月時点の税込価格です。
5食入りのパックの場合
- 400円程度~
1食あたり
- 80円程度~
【カップ麺】日清カップ焼きそば U.F.O.
東京近郊のスーパーでの2020年4月時点の税込価格です。
1カップ
- スーパー:170円程度~
比較結果
コストから考えるとやはり袋麺の圧勝です。1食分で比較すれば2倍以上の差があります。
まとめ
日清のインスタント麺の1つが焼きそばです。今回は、袋麺の「日清焼そば」とカップ麺の「日清焼そばU.F.O.」を同様にアレンジ。豚肉キャベツをトッピングしたレシピで食べ比べしてみました。
その結果は以下のようになりました。
- 味付け:どちらも一長一短
- 香り:袋麺優位
- 麺:U.F.O.優位
以上、食べ比べの結果でした。