千切りキャベツ難民の方におすすめのふわふわ千切りキャベツの作り方を説明します。
スライサーとサラダスピナーを使うので包丁を使うのが苦手な方でも誰でも上手につくることができます!
上手にふわふわ千切りキャベツを作るポイント
千切りキャベツは料理初心者には難しい
フライのつけあわせやサラダにかかせない千切りキャベツ。さっぱりといただけるので主食の箸休めにぴったりですよね。
しかし、とんかつ屋さんやレストランで出てくるようなふわふわの千切りキャベツはなかなか家庭料理では難しい…。
特に料理を始めて間もない頃や包丁を使い始めた人にとっては、千切りキャベツはハードルが高め。
そんなふうに思われる方も多いと思います。
実際に包丁で千切りキャベツを作ってみると…。
・キャベツが分厚くて不格好
・シャキシャキ感がなく食感が悪くなってしまった
・水にさらしたらベチャベチャになってしまった
・時間をかけて作ったわりにおいしくない
特に包丁に慣れていないとキャベツの厚みでまっすぐに切れなかったり、切るのに時間がかかってしまったりと、味だけでなく料理するときのストレスの元にもなりますよね。
このようにお悩みの千切りキャベツ難民の方に朗報!
今回は誰でも簡単にふわふわ千切りキャベツを作ることができるポイントを示したいと思います!
誰でも簡単にふわふわ千切りキャベツを作ることができるポイント
そのポイントはこちらです!
ポイント
誰でも簡単にふわふわ千切りキャベツを作ることができるポイント
1.スライサーで細くてシャキシャキした千切りキャベツをつくる
2.サラダスピナーで水気をしっかりきる
要するに、うまくできないならば道具を使えばいいじゃない!ということですね。
用意する道具
キャベツ用のスライサー
まず用意するのはキャベツ用の大型のスライサー。
通常のスライサーに比べると横幅が13~15cmほどあり大きなキャベツでも上手にスライスすることができます。
こういったキャベツ用のスライサーは各社が製品を出していますが、中でも貝印のスライサーがベストです。
この貝印のスライサー、切れ味がよいことはもちろん、耐久性が高いところもメリットのひとつです。私はこのスライサーを使い始めて10年近く立っていますが、今でも切れ味は健在です。
また、安全性にも配慮されており、刃の部分を覆うようなガードが付属しています。
また、スライサーの下部にボウルなどを引っ掛けるためのくぼみがあるので、重いキャベツを安定してスライスすることができる点も良いですね。
「キャベツの千切りのためだけにスライサーを買うの?」と思われるかもしれません。
しかし、このスライサー、買うと後に戻れないくらい便利です。
千切りキャベツを作るのに取られる時間や煩わしさ解消されると思えばかなり安い買い物です。
機能的には普通のスライサーとしても使用できるので、スライサーをお持ちでないのであれば、とりあえず買っておいて損はない道具だと思います。
サラダスピナー
次に用意していただきたいのがサラダスピナー。
キャベツの水分を脱水するために使用します。
サラダスピナーについては、販売されているものがピンキリで3COINSやダイソーなどで300~500円程度のものもあれば、上に示したような1000円オーバーのものもあります。
個人的には、できる限り1000円オーバーのものを使用することをおすすめしたいです。
その理由は外側のボウル部分の強度。
安い製品の場合は外側のボウル部分が薄くたわみます。ボウル本体がたわむと蓋が外れやすかったり、脱水時にしっかり水が切れなかったりする場合があるのです。
サイズは一度につくるサラダの量によりますが、直径20cmくらいのサイズのものがあれば3人分+αくらいの量は一度に脱水可能です。
包丁とまな板
キャベツを半切りにするのに使います。みなさんお使いのものでかまいません。
用意する食材など
キャベツ
主役ですね!
キャベツは一番外の葉を剥いておき、軽く表面を水洗いしておきましょう。
水道水
キャベツを千切りした後に水にさらすために必要になります。
ふわふわ千切りキャベツの作り方
それでは早速「とんかつ屋のようなふわふわ千切りキャベツ」を作っていきましょう。
キャベツを半分、または、1/4にカットする
キャベツをそのままスライサーにかけると、最初はキャベツの葉がスライサーの刃に当たる面積が大きくなるため、上手に千切り状態になってくれません。
まずキャベツの断面を出すために半分または1/4にカットします。
切り方(半分または1/4)はキャベツの大きさや千切りにしたい量に応じて変えてください。
また、スライサーの刃の長さに合ったサイズにカットするようにしてください。
スライサーでキャベツを必要な分だけ千切りにする
キャベツが準備できたところで、さっそくカットしていきましょう。
まず、サラダスピナーにキャベツ用のスライサーをセットします。
貝印のスライサーであればスライサー本体の下部に溝が掘ってありますので、この溝をサラダスピナーの外側のボウル部分にひっかけます。
次に、キャベツをスライスしていきましょう。切ったキャベツの断面側を刃に当ててスライスしていきます。
上部の葉が幾重にも重なっている部分を中心にスライスしていくと細くてシャキシャキした千切りキャベツに仕上がります。
芯の甘みが好きな方は、キャベツの下部も併せてスライスしていくと良いでしょう。このあたりは好みに合わせてスライスしていってください。
スライスし終わったものがこちらです。「とんかつ屋のような細い千切りキャベツ」ができあがっていますね。
千切りキャベツをかるく流水で洗い、冷水にさらす
スライスし終わった千切りキャベツは、かるく流水で洗い汚れを落としておきます。
その後、サラダスピナーのボウルの中に冷水をためてさらします。
水にさらすじかんは1~2分ほどでOKです。千切りキャベツが水を吸ってシャキシャキした触感となります。
このとき、さらす水の温度に注意。かならず冷水にさらしましょう。
さらす水の温度が高いとキャベツの細胞が緩んでしまうため、シャキシャキ感が失われダレた食感になってしまいます。水の温度には気を付けてましょう。
サラダスピナーで脱水する
さした水を捨て、サラダスピナーで脱水していきましょう。
おそらく一度では脱水しきれないので、水を捨てた後に再度脱水してください。
箸やトングで千切りキャベツを持ち上げてみて水分を感じなければできあがりです!
フライの付け合わせやサラダに盛り付けていきましょう!
まとめ
千切りキャベツ難民の方におすすめのふわふわ千切りキャベツの作り方を説明しました。
ポイントは、スライサーとサラダスピナーを使うことでしたね。
以下にポイントを再掲します。
誰でも簡単にふわふわ千切りキャベツを作ることができるポイント
1.スライサーで細くてシャキシャキした千切りキャベツをつくる
2.サラダスピナーで水気をしっかりきる
スライサーは専用のものが必要になりますが、その他のスライスにも使用可能ですし、サラダスピナーも同様に野菜の水切りに活用できます。
持っていて損はないので、これを機会に購入してみると良いと思います!