すイエんサーでやっていた春巻きの皮で作るクレープが面白そうなのでつくってみました!「テレビで見たときはなんてお手軽な!」と思ったのですが、実際に作ってみたらちょっとコツが必要とわかったので、手順やコツを含めた作り方をご紹介します。
クレープとおまけのフレンチトーストのできあがりイメージ
今回作ったクレープのできあがりイメージはこちらです。作ってみた自分が言うのもなんですが、ベースが春巻きの皮には見えないですね?
触感もモチモチしたクレープの感触そのものです。若干クレープとは風味が違うところがありますが許容範囲。言われなければ春巻きの皮だとわからないくらいのクオリティです。すごいぞ!すイエんサー!すごい!
そして余った材料をつかって作ったのがこちら。フレンチトーストです。生クリームも余っていたのでトッピングしてみました。このフレンチトーストについてもこの記事内で作り方を掲載しています。
参考にしたレシピ
すイエんサーのサイトにもレシピが載っていたのでこちらを参考にしました!
http://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/koremade/416829.html
春巻きの皮クレープの材料
テレビで紹介していたレシピはちょっと量が多いので、5枚分の材料として紹介します。一袋分(10枚分)の場合は倍量ご用意ください。クリームや具材は別途用意が必要です。
材料 | 分量 |
春巻きの皮 | 5枚 |
牛乳 | 125ml |
卵 | 1個 |
砂糖 | 大さじ1.5 |
サラダ油 | 少々 |
春巻きの皮クレープを作るのに必要な道具
以下の道具をそろえておきましょう。
- ボウル(必須)
- バット(皮を卵液に浸すときにあるとよい)
- フライパン(必須)
- 菜箸 or トング(必須)
- ホイッパー(菜箸でも代用可)
- クレープの皮を置くための皿(必須)
- まな板などの盛り付けの作業台(必須)
春巻きの皮クレープの作り方・手順
大まかな作業の流れは以下に示す通りです。
- クリームや具材を用意する
- ボウルに卵、牛乳、砂糖を入れてホイッパーで混ぜて卵液をつくる
- 春巻きの皮を卵液に浸す
- 春巻きの皮をフライパンで弱火で焼く
- クレープ生地を皿に移して冷ます
- クレープ生地にクリームや具材を盛り付ける
クレープのクリーム・具材について
クリームは少し硬めにする
クレープは手で持って食べることもあるので、少し硬めのクリームを用意しておきましょう。
生クリームを使う場合は、なるべくしっかりと立てて、角ができるくらいの硬さであれば問題ないと思います。
カスタードクリームの場合も、少し火が通りすぎたかな?というくらいにまとまっていてもOKです。
具材はお好みで
スタンダードなのは、バナナ、イチゴなどのフルーツ。
チョコレート類は、液状のチョコレート、チョコレートスプレーなどがおすすめです。
チョコレートはチョコペンを用意しておくと便利です。
スーパーや100円ショップ等でも購入可能です。
クレープ生地を実際に作ってみよう!
卵液をつくる
ボウルに卵、牛乳、砂糖を入れてホイッパーで混ぜて卵液をつくります。卵の卵黄と卵白が混ざり切り、砂糖が完全に溶けた状態になればよいです。
春巻きの皮を卵液に浸す
春巻きの皮1枚を卵液に浸します。全体が浸った状態で5秒~10秒くらい置いてください。春巻きの皮が卵液を吸い込んで弾力のある生地になります。
今回はボウルで直接やりましたが、春巻きの皮の皺同士がくっついて大変なのでなるべくバットを使うことをお勧めします。
ここでいくつかポイントがあります。
- 春巻きの皮は1枚ずつ浸すようにしてください。
そうしないと皮同士がくっついたままはがれなくなります。また、皮は卵液に浸されたことで皮が柔らかくなっており、破けやすくなります。 - 皮全体が卵液にしっかり浸っている状態にしてください。
そうしないと皮が卵液を吸い込まず焼いたときにパリパリになってします。 - 皮に浸すときは長時間つけないようにしてください。
長く浸しすぎると皮がぐでぐでになってしまい、フライパンに移す際に皮が破ける可能性があります。
このあたりはちょっと加減が難しいので、何回かお試しで焼いてみるといいでしょう。
春巻きの皮を弱火で焼く
春巻きの皮を卵液をよくきって温めたフライパンで弱火で焼いていきます。大体1分~2分くらいで焼きあがります。
ここでもいくつかポイントがあります。
- 強火では焼かないでください。
強火で一気に焼くとパリパリになってしまうので注意してください。 - 生地の表面が弾力を保っているか確認しながら焼いてください。
焼いているとどんどん水分が奪われていくので生地の表面を指で触って確認してください。
パリパリになってしまった生地は、再度卵液の入っているバットに入れて卵液を吸わせてみてください。火の通りが甘ければ、卵液を吸って柔らかくなるので、もう一度チャレンジできる可能性があります。
クレープの生地を皿に移して冷ます
焼いたクレープ生地を大きめの皿に移して冷まします。クレープ生地はどんどん重ねていっても大丈夫です。
ここでしっかり冷ましておかないと、クリームを載せたときに溶けてしまいますので注意しましょう。
クレープを盛り付ける
盛り付けもいくつかポイントがありますので工程を確認しながら盛り付けていきましょう。
まず、まな板などの作業台にクレープ生地をひし形になるように置いてください。そして上半分にクリームや具材を置きます。
この状態で半分に折りたたむと以下のような形になります。
半分に折りたたんだら、右側の余分な皮を内側に折りたたみます。
同様に左側も内側に折りたたみます。
持ち手の部分はクレープ用の紙でくるんであげると雰囲気がでますが、クッキングペーパーなどでくるんであげると食べやすくなりますね!
お皿に載せた状態がこちら。
やっぱり生クリームとチョコレート、バナナの相性は最高です!
他にもミカンやイチゴなどの酸味のあるフルーツがあるとアクセントになっていいかもしれませんね。甘いのが苦手な方はサラダ系の具材を用意してもよいかと思います。
あまった卵液でフレンチトースト
余った卵液をパンに浸してフレンチトーストにするのもおいしいですよ!
今回は食パンではなくこちらの「白い食卓ロール」を使ってみました。
https://www.pasconet.co.jp/products/31/
パンに浸みこませるのに結構時間がかかるので、浸みこませる時間は3時間くらいは見ておいたほうがいいと思います。夜寝る前に仕込んでおいて翌日の朝に焼いたり、午前中に仕込んでおいて3時のおやつに焼くとスムーズです
。
卵液がパンにしっかり浸みこんでいることを確認したら、フライパンでバターを溶かして焼いていきます。
そして、できあがりがこちら。トッピングに余った生クリームも添えました。このまま食べてもよいですし、この上にメイプルシロップやはちみつをかけてもいいですね。
今回使用した「白い食卓ロール」は普通のパンに比べると厚みがあるので、卵液を吸うとモチモチした独特の触感になります。おいしい!