前回の記事でとりあげた「ちゃばら 日本百貨店しょくひんかん」で開催される 第6回「食べん祭」。7/6~7/7の期間は主に食べ物関連の試食・試飲コーナーが盛りだくさん!というわけで、狙っていたイベントにさっそくですが行ってみました!新たな出会いもありとても有意義な時間でしたのでまとめます。
「食べん祭(たべんさい)」とは?
「ちゃばら 日本百貨店しょくひんかん」にて毎年開催されるイベントです。開催は今年で6回目となります。試食・試飲、様々なワークショップ・企画が開催される、気軽に日本国内のおいしいもの・おもしろいものと出会える発見型イベントです。
今年の 第6回「食べん祭」で注目したいイベントについては以下にまとめています。
「ちゃばら 日本百貨店しょくひんかん」へのアクセス
JR秋葉原駅から数分のところに「ちゃばら日本百貨店しょくひんかん」はあります。
JR秋葉原駅の「電気街口」を出ます。
改札を出たら北に向かいましょう。回転ずしやAKBカフェ&ショップの方面です。
信号を北側に渡ってすぐのところに「ちゃばら日本百貨店しょくひんかん」があります。
「ちゃばら」到着!
2019年7月6日、お昼から「ちゃばら」に行ってきました!
いつもの秋葉原よりちょっと混んでた気がします。特にUDXの大型ディスプレイまえが見物人でごった返していました。後で調べたらUDXでアイドルマスターのイベントがやっていたみたいですね。
というわけで、アイマスの集団をよそに目当ての「食べん祭」へ。ちゃばらに到着!
【西伊豆町ところてんつき体験と生わさびの販売】でおいしいところてんと出合った!わさび購入!
今週(7/6~7/7)分のイベントのなかで特に注目していたのがこの「西伊豆町ところてんつき体験と生わさびの販売」というイベント。
今回の「食べん祭(たべんさい)」では、昔ながらの製法でつくるところてんの試食ができました。特別コラボ企画で、同じく西伊豆のわさび農家「堤農園」さんのおろしたてのわさびや削りたての鰹節を一緒に味わえるという試みもおもしろかったです。
ところてん試食コーナーは大盛況。時間の都合か混雑の影響なのか、自分で突くという体験はできませんでしたが、ところてんはすでに突いたものが用意されていたのですぐ提供いただけました。
ところてんの汁は以下の種類から選べました。
- 酢醤油
- 黒みつ
- わさび
- ニューサマーオレンジ
- 鰹だし
せっかくなので私は「わさび」をチョイスしました!前述の堤農園からは七代目が店頭に立って生わさびをアピール。その場でわさびを擦って提供してくれました。
https://tsutsumifarm.wixsite.com/wasabi
余談ですが、七代目、前職はSEで私と同じ会社の先輩だったんです。数年前に会社を退職されたのち、奥様のご実家のわさび農家を継いで今に至ります。とまあ、一緒の会社にいたときは先輩にわさびを擦ってもらえるとは夢にも思いませんでしたが、とても充実した日々を送られているご様子。わさび擦ってもらってなんかすんません…!
提供されたところてんがこちら。わさびベースの汁と一緒に生わさびがどどんと載せられます。
まずは、ところてんだけいただくことに。今回は酢醤油ベースに少しわさびのエキスが入った「わさびつゆ」でいただきました。柔らかすぎずつるつる!プルプルとした食感に、この喉越しがたまりません。
ところで…。
「あんまり辛い強くないので、ちょっとでもいいですよ…」と言っておいたのにも関わらず「いけるって!うちのはいけるって!」と盛られたわさび。結構な量ですが、ちょっと…こんなに盛られて大丈夫なのかと思い、おそるおそるわさび単品でいただいてみると…。
ん、思ったより辛くない…?というか、かなりマイルドでうまーい!
もちろん舌の上ピリッとした刺激はありますが、鼻にツーンとくることなくまろやかな辛味がやってきます。そして鼻に通るさわやかなわさびの香り。七代目によればこのマイルドな辛味が西伊豆のわさびの特徴なんだとか。信州のほうのわさびは確かにもっと辛かった気がします。確かにこれは辛味が苦手な人でも食べやすいですね。
というわけで、「生わさび」も一本お買い上げ。こんな感じのご立派なわさびでした(以下はイメージ…)。
ところてんを奥さんにお持ち帰りしたいなと相談したところ、さわやかな味がおすすめということで「ニューサマーオレンジ」を購入!「ニューサマーオレンジ」は日向夏のもととなった品種だそうで、日向夏ちょっと小ぶりな柑橘なんだとか。
【日本百貨店酒祭り】で「日本酒応援団」との出会い
今回の食べん祭では「日本百貨店酒祭り」と銘打たれた日本のお酒の製造メーカーの試飲イベントが開催されていました。
今回参加されていたのは、「久保田」で有名な新潟の「朝日酒造」、栃木県足利市で60年続くラムネなどを製造する清涼飲料水製造会社のブランド「マルキョー」、そして各業界の多彩なバックグラウンドを持つメンバーで2015年に創業された「日本酒応援団」の3メーカー。
初めは「朝日酒造」さんの「久保田」を試飲してみたいなとウロウロしていたのですが、「時間帯により出店者は不在の場合があります」とのことでメーカーの方がおらず…。アンラッキー…。
すると、奥のほうにいた「日本酒応援団」がせっかくなので飲んでいってくださいと手招き。
「日本酒応援団」さんは、2015年創業の新しいメーカーさんです。2019年現在、6つの県(石川、島根、新潟、岡山、大分、埼玉)で6つの酒蔵パートナーと、原材料であるお米作りから酒造りまでを行うというスタイルで日本酒づくりをされています。
このメーカーさんの特徴のなかでおもしろいのが、提供される日本酒の全てが「無ろ過生原酒」という点。そして飲みやすさを重視した「純米大吟醸」という点です。
飲み比べの際にも担当の方が仰っていましたが「ある程度は基本となるスペックをそろえてあげないと、比べるときに酒蔵さんがかわいそうだ」と。確かにその通りで、日本酒の中でも原料・製造方法などの条件が異なるものがあります。
「日本酒応援団」で提供しているものは、「純米大吟醸」「無ろ過生原酒」をそろえているとのことです。
https://welovesake.com/
試飲の際に酸味の弱いものがよいとお伝えしたところ「NOTO」、「KAKEYA」、「KAMOGATA」を選んでいただけました。すべての銘柄に酒蔵のある地名がつけられています。
「NOTO」は香りが強く、お刺身などの食事の際にとても合いそうな味。石川県でつくられた、THE純米大吟醸という感じのスタンダードな味です。日本酒なのに若干フルーツのような香りがあります。この日一番売れていたのはこの「NOTO」で、次の日に店頭に出す分も出していて担当者さんも困るくらいだとか。
「KAKEYA」はかなりさっぱりとした味わい。島根県の酒蔵で製造されています。食後のデザートと一緒にいただくとよさそうです。例えば「フルーツなどと一緒に飲むとマリアージュが楽しめるのでは?」と担当者の方は仰っていました。
私が一番気に入ったのが岡山の「KAMOGATA」というお酒。このお酒は飲んだ後も舌やのどに味が残っている感じで、いわゆる「とろみ」があるといいましょうか。先ほど飲んだ2本の銘柄に比べると、これ1本で飲んでいてもいいなという銘柄でした。
いままで「日本酒応援団」のお酒を試すことがなかったので、今回のイベントはいい出会いの場になったなと個人的には思いました。「無ろ過生原酒」という性質上、保存が効きにくいということなので、今度日本酒好きのメンバがいる飲み会でみんなで飲んでみたいですね。
各地方のマスコットキャラクターにも会えた!
店内からでると千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」に会えました!子供にも大人気!
違う時間帯には、高知のご当地お菓子ミレービスケットのマスコットキャラクター「ミレーちゃん」の姿が。アンパンマンのやなせたかし先生がデザインしていますが、このままアンパンマンに出てきても違和感がないキャラクターですね。
まとめ
前回の記事でとりあげた「ちゃばら 日本百貨店しょくひんかん」で開催される 第6回「食べん祭」のレポートでした。西伊豆のところてん、そして、日本酒応援団と、新たな出会いもありとても有意義な時間でした。
今年の食べん祭は7月14日まで開催されています。次週の7月13~14日の日程では体験ワークショップも開かれていますので、気になった方は参加されてはいかがでしょうか。