エックスサーバーとWordPressを使用したWebサイト構築の手順等をまとめます。なお、WordPressのテーマはCocoonを使用することを前提とします。
エックスサーバー契約
必要なスペック、予算に応じてプランを契約する。
ドメイン取得
エックスサーバーにてドメインを取得。(ここではキャンペーンでプレゼントされたドメインを使用。)
WordPressインストール
エックスサーバーを利用しているため、公式の手順で簡単にWordPressが導入可能。
WordPress設定
コメントの無効化
デフォルトでは記事に対してのコメントが有効化されている。スパムコメントがつくので、コメントを無効化する。スパム対策を行ったうえで必要に応じてコメントを有効化すること。
プラグイン導入(初期導入)
Edit Author Slug
デフォルトではユーザ名がページで表示されてしまうため、プラグインを追加してユーザ名の表示を変更・表示させないようにする。
Lazy Load
デフォルトではページアクセス時に全ての画像を読み込もうとするため、データの転送量が増えてしまう。画面スクロール時に必要な画像のみ読み込むようにする(遅延読み込み)ため、プラグインを追加する。上述のような機能を実装したプラグインは、以下の通りいくつか存在する。
Cocoon導入
Cocoonの導入のため、公式サイトからテーマ(親テーマ・子テーマ)をダウンロード。
導入手順はCocoon公式の手順を参照。
SSL化
サイトのSSL化対応
エックスサーバーを利用しているため、公式の手順を参照。
エックスサーバー向けの公式の情報もあったため、こちらも補完的に使用。
特に「WordPressの設定からURLを変更する」以降の手順を必要に応じて実施。
CocoonのSSL化対応
Cocoon導入後にSSL化対応してしまった場合、Cocoon公式の手順でアドレスの変更等が必要。
その他、個別に吹き出しなどのイメージを登録している場合は、Cocoon設定画面からアドレスの変更をする必要がある。
Google Analytics対応
Cocoon導入後であれば容易にできる。事前にGoogle Analyticsに登録が必要。
Google Search Console対応
こちらもGoogle Analytics同様、Cocoon導入後であれば容易にできる。
Webサイトの高速化
Cocoonの高速化設定
Cocoon設定からWebサイトを高速化させる設定を行う。
XServerの高速化
XServerの「サーバーパネル」から以下を設定する。
- Xアクセラレーター:Xアクセラレータ Ver2をON
- サーバーキャッシュ:ON
- ブラウザキャッシュ:ON[全ての静的ファイル]
プラグイン導入
WordPress Ping Optimizer
Googleのスパム判定回避、インデックススピードの向上のため、Pingプラグインの導入。
”Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable…"以下のページを参考にエラーを解消。
PHP7.2で「WordPress Ping Optimizer」がエラーになる
Classic Editor
WordPress のエディタを旧エディタに戻すプラグイン。WordPress の新エディタが使いづらい時のために。
Contact Form 7
コンタクトフォームを作成するためのプラグイン。
Google XML Sitemaps
XMLサイトマップを自動生成するためのプラグイン。Google Search Console へのサイトマップ登録時に必要。
Amazon Associates Link Builder
Amazon アソシエイトのリンクを自動作成するプラグイン。Amazon アソシエイト参加後に使用する。
Kattene
Amazon アソシエイトのリンクの作成を補助するプラグイン。Amazon アソシエイトのPA-APIが使用できない場合にリンクの見栄えをよくする。Amazon Associates Link Builderが使用できない場合に導入。
http://webfood.info/make-kattene/